手足のしびれ


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しびれが気になり家事や仕事などに集中が出来ない
じわじわしびれる性でうまく力が入らない
日常生活において手や指を使う事は必須になってきます。しびれていたらそればかり気になってしまい何をしても集中なんてできません。また育児や家事をこなす人にとっては手足に力が入らないという事は持ったものを落としやすいなどの事にも繋がり危険にもなります。
他にも
疲れてくるとしびれが出てくる
しびれにより病院に行っても原因不明と言われてしまう
指によってしびれる指としびれない指がある
これらにも原因があるはずです。 -
手足のしびれにおける当院の考え
手足のしびれの原因として大きく2つに分かれます。
1つは神経性のしびれです。
主としてよく聞かれるのは頸椎・腰椎椎間板ヘルニア、手根管症候群、胸郭出口症候群、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、梨状筋症候群などの疾患でしびれの症状が出る事があります。これらは左右どちらかに強いしびれが出ますが、両方同時にしびれる事は稀になります。
2つ目は血行性のしびれです。
自律神経失調症やうつ病も原因になりますが、誰にでも可能性があるものを挙げるとすると冷え性や貧血等が挙げられます。これらは血行循環が悪くなると引き起こされ、長時間正座をした後のようなピリピリしたしびれが左右同時に考えられます。
又、血行不良はデスクワーク等を主に日々過ごしている方も筋肉の緊張により引き起こされる事があります。 -
手足のしびれを放っておくとどうなるのか
しびれには長く続くしびれもあれば、一時的で時間が経つにつれて消失する場合のしびれもあります。
一時的であればどこかを圧迫したりぶつけたりしたりした時に生じたしびれであるなら原因は明らかですし症状も和らいでいくでしょう。
しかし逆にずっと続くしびれや強いしびれの場合、対処しなければいけません。
血流循環の不良や、強い筋緊張による神経の圧迫が原因である場合、その原因を突きとめて対処しない限り身体は更にそれらに拍車がかかり治りにくくなります。
また神経性のしびれ、例えば手根管症候群のような抹消神経障害によるしびれであった場合、最初の症状では感覚症状が主に目立ちますが、圧迫が進むと母指球の筋肉がだんだん萎縮していきます。 -
手足のしびれの軽減方法
しびれが起きて整形外科や病院にかかった時に大きな問題がなかった場合の対処法として、漢方や温熱療法、運動療法などが一般的になります。
しかし、根本的にしびれの原因に対して処置しない限りしびれはなかなか軽減しません。
一言にしびれと言っても色々な原因がありますが、それが血流循環の不良や筋緊張の場合、血流循環を上手く改善し、筋肉が緊張してしまった原因を取り除く必要があります。
軽減方法として、筋肉はとくに骨から骨に付着しているため、骨格の歪みには大きく影響を受けます。
骨格の歪みにより猫背になったりすることで筋肉が引っ張られ、常に負荷がかかっている状態が作られます。その状態が続く事により筋緊張は強くなっていきますので、そこにストップをかける事として矯正をすることがいくつかある内の軽減方法の一つです。 -
お勧めする手足のしびれに効果的な施術メニューは?
猫背等により筋肉に負荷がかかり緊張が強くなったことがしびれの原因であれば、筋肉の負担を取り除いてあげる事と、根本の骨格を正していくことが必要になってきます。
筋肉の負担を取り除くには矯正をすることで歪みが無くなり、また血行も良くなるためかかっていた負荷は楽になるはずです。
しかしそれだけでは完全に緊張が取り切れない場合や、そもそもポキポキなるような施術が怖い人も中にはいると思います。そんな方には猫背矯正や巻き肩を正すための肩甲骨はがし、筋膜ストレッチなどの筋肉に対する施術もあります。
更に、固まった筋肉に直接アプローチできる鍼療法をすることで、障害があり発生してるしびれに対して血流を良くすることで軽減させることも方法の一つです。
また、腰椎ヘルニアや狭窄症によるしびれに対してはEMSという電気療法により、インナーマッスルを鍛える事により姿勢の安定を高め症状を緩和させる施術法も効果的です。 -
軽減するために必要な施術頻度は?
どんな原因であっても、しびれが出てしまっている以上急に100%に治ることはあまりなく、施術後は軽減しても症状を繰り返すのが殆どです。施術を開始して始めのうちは週に2~3回程度の施術を続け、症状変化により週頻度を調節しながら最低目安3ヶ月~の通院は必要になってきます。筋緊張や歪みは長年の積み重ねでなっていくものであり、その過程に現れてくるのがしびれである為、時間は少しかかってしまいます。