膝の痛み


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階段の上り下りや椅子からの立ち上がりで痛みが出る
少し歩いただけで膝に痛みが出る
朝の起床時に痛いがでる
久しぶりに運動をした時に痛みがでるなどの症状でお困りではありませんか?
膝は人間の身体の中で一番不安定な関節です。筋力に依存している部分が大きくまた加重関節(重力や体重が常にかかっている関節)の為に一度痛みが出ると完治するまでに時間がかかってしまいます。
少し違和感を感じる、ある特定の動作をした時に痛みを感じる事がある。これはお身体からの危険信号です。この状態であれば比較的早くに完治する可能性が高いですが痛みが出てしまってからでは時間がかかってしまいますので早めにご相談くださいね。 -
膝の痛みに関する当院の考え
膝の痛みといわれると真っ先に皆さんが思い浮かべるのが変形性膝関節症ではないでしょうか?高齢の方がかかるイメージですが、実は若い方でも出現する可能性はあります。
しかし膝関節は他の関節に比べると症状によって痛みが出る部位(圧痛点といいます)が明確にでる関節です。
ですので、まず当院では圧痛点の確認を行いそこから可能性のある疾患を絞り込む、さらに必要な徒手検査を行い鑑別をするようにしています。
先に記載しているように、放っておくとどんどん痛みが増してしまうのが膝関節の痛みの特徴です。また必要な治療をしなければ治らない関節でもあります。
ですので、しっかりと鑑別を行い、必要な治療を的確に行う事を当院では行っております。 -
膝の痛みを放っておくとどうなるのか
膝の痛みを放っておくと最悪、疼痛による歩行困難になる可能性もあります。
また変形性膝関節症であれば、変形が進み関節を曲げる事が困難になる、痛みにより歩きたくなくなり寝たきりになる。そして。。。これは最悪のケースですね。
膝の痛みを放っておくことでよく起こるのが、腰の痛みや股関節の痛み、または足関節お痛みが出現するという事があります。
これは、歩くときなど人は何か動作をする際はひとつの関節ではなく、複数の関節を使っている為です。
わかりやすい例であれば、歩く動作の場合は、まず股関節を曲げ次に膝関節を曲げます。そして足関節を曲げ完全に下腿を上げた状態で腰を回旋させ同側の足を前に出します。
一つ一つの関節が必要な分だけ動き一つの動作を完成させています。
ここで膝関節が例えば20度動かなければならない所を10度しか動かせないと他の場所で残りの10度を代償して動かします。必要以上に動くといことはそれだけで負担になりますよ。ですので他の場所にも痛みがでてしまいます。 -
膝の痛みの軽減方法
膝関節の痛みを改善するには治療ももちろん必要ですが、一番大切な事はご自身で筋力をつける事です。特に太もも前の筋肉です。
いくら治療をして疼痛を軽減、改善しても、その状態を維持するには患者様本人に頑張っていただかないと難しいです。
簡単に言うと疼痛を軽減する。痛みがでない状態を作るのはこちら側(治療家)ですがその状態を維持するのは患者様のお仕事です。
良くしてくれると一方通行ですとなかなか良くなる事もありませんので、一緒に頑張っていくしかありません。
もしご自身で筋力をつけるトレーニングができないという方には当院で電気信号によって筋力トレーニングをする方法もありますので、こちらをご利用いただければと思います。 -
膝痛改善のためにおすすめする当院の施術メニューとは
短期的な治療をお求めの場合は鍼灸治療をされるのをお勧めいたします。
鍼灸治療には疼痛軽減と消炎鎮痛作用があるので痛みがスッと取れるます。
しかし痛みを庇い筋肉が固くなっているのですぐに痛みが出てしまう事が多いです。
ですので痛みを完全に取り除きたいという患者様に当院がおススメさせていただきたいのは筋膜ストレッチ治療です。痛みを感じる部位の筋膜をストレッチする事で本来の筋肉の柔らかさを取り戻す事が出来ます。
また、ご自身でどうしても筋力トレーニングができないという方はEMSを使い同時に筋力を鍛える事をお勧めいたします。
上記の治療を行い期間としては疼痛軽減目的であれば三か月、筋力をつけ根本から改善する場合は六か月前後見て頂くと良いと思います -
治療頻度その治療を受けるとどう楽になるのか
上記で何度も記述しているようになかなか疼痛が引かない部分ですが、上記の治療を行う事で徐々に改善していきます。
また、痛めてしまっている部位によっては数回の治療で疼痛が改善する事もあります。ただ可能性としはかなり低いので一度の治療でどうにかしてほしいという患者様は整形外科にて痛み止めを処方していただくほうが良いと思います。
ただ当院で治療を受けると対処療法ではなく根本から治す根本治療の為、時間はかかりますが疼痛が出にくい状態を作る事が可能です。
今まで積み重ねてきた痛みを少しづつ完全していき、痛みがない人生を送るのは今からでも遅くありませんので、しっかりと期間をみて治療をして頂ければと思います。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
改善させるのに最低限必要なペースは週に1回です。
理想のペースとしては最初の一か月は来れる日はなるべく通院する。(二日に一度程度)そのうち週に二度はEMS等を使用し筋力UPを同時に行う。一か月このペースで通院出来ればまず痛みは確実に軽減します。
二か月目は症状の改善度合いによりますが、治療頻度は一か月目に比べると少し少な目で大丈夫です。三日に1回程度のペースでも問題ありません。
このころからご自宅でもある程度筋力のトレーニングを開始する事をお勧めいたします。
三か月目は週に二回程度、場合によっては一度の通院でも問題ない状態までは治療できるとか思います。しかしこれはあくまでも一例ですでの、必ずしもこのように治っていくわけではありませんのでご注意ください。