ヘルニア


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朝起きた時に腰を痛めた
重い荷物を持ち上げて腰を痛めた
いつもならすぐに治るはずの腰痛が治らずに続いている
腰を痛めてから足がしびれることがある
などの症状があったりしませんか?また首の寝違えでも同様です。
いつもならすぐに良くなるのになかなかよくならない。手先がしびれてうまく物をつかむ事が出来ないなど、普段よくでる症状がいつもより治りずらいなど
もしかすると椎間板ヘルニアが原因で痛みが出ているのかもしてません。
一度発症すると治る事がない疾患ですので、うまく付き合っていかなければならないものです。
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ヘルニアに対する当院の考え
椎間板ヘルニアとは、椎体と椎体の間にある椎間板から髄核というものが後方に突出することです。症状が出ているから椎間板ヘルニアというわけではなく、この状態になることを椎間板ヘルニアと言います。
実はこの疾患は人であれば皆さんなっていると言われています。これは年齢による退行性変化でなるものですので防ぐことは出来ないと言われています。
この状態になり症状が出る事を一般的に椎間板ヘルニアと認識していますが実はまったく違うものです。
症状としては腰部のヘルニアですと足にしびれが出る、腰の痛みがあるなど
頸部のヘルニアでは手にしびれがある。首の運動痛があるなど人によって症状が色々あります。
当院では症状がでてしまっている人はもちろんのことなる可能性のある方への治療も積極的に行うようにしています。
もしかして、私もなっているかも!?と思われる方は一度ご相談ください。 -
ヘルニアを放っておくとどうなるのか
ほったらかしにしていても一年近く時間がたてば症状(しびれや痛みなど)は消失すると言われています。これは身体の防御反応であるマクロファージが
飛び出した髄核を食べてくれる事で神経の圧迫が取れる為と言われています。
ただ、一年も待つことは難しいと思います。なぜなら症状が発症してから2週間は炎症期といい、症状がかなり強くでます。頸部のヘルニアの場合であれば、首の根本から手先にまで火かき棒を突っ込まれたような灼熱間が出る方もいらっしゃいます。また痛みが強すぎて夜寝る事が出来ないなど日常生活にかなりの支障がでます。
ですので必然的に治療には来られるとは思います。時間がなく治療が出来ない場合は普通の肩こりや腰痛のようにほっておけば治るという事はありません。
発症したのであれば時間を使ってお身体をケアする事をするようにしてください。 -
当院のヘルニアに対する施術とは
椎間板ヘルニアの治療方法としては、ヘルニアを起こしている部分の筋力改善もしくは筋力アップによりヘルニアを起こしている部分の保護と圧迫を起こしてしまっている部分の筋緊張を除去する事が一番の治療方法です。
具体的には、ご自身でされるならプランクなどによるインナーマッスルのトレーニングそれが難しいようであればEMSを使用し電気刺激での筋力アップ行う必要があります。
筋緊張除去にはマッサージ療法と当院としては鍼灸治療をおススメします。
マッサージ療法では、表面上の筋肉の緊張しかとることが出来ません。
一時的は楽になると思います。鍼灸治療を併用することにより表面だけでなく、深層の筋緊張を除去し症状を軽減させていくことが必要となってきます。
初期治療はこれで問題ありませんが、中長期の治療に関しては、ヘルニアになってしまった根本の原因を改善していく必要があります。
人により原因は様々ではありますが、皆さん共通している原因が一つだけあります。それは骨格の問題です。大多数が前かがみの姿勢よくいわれる猫背になることで負担が増加していますので、これの改善を行うようにしています。 -
その施術を受けるとどう軽減するのか
治療を開始しても症状が発症した最初の二週間はお伝えしたように炎症期の為、なかなか痛みが引きません。ここは根気強く治療をするしかありません。
最初のこの炎症期を抜けると嘘のように痛みはなくなります。しかし足や手がしびれるなどの神経症状はなかなか治りません。こちらの症状は日によって変化する為、なかなか改善方向にもっていくのが難しくもあります。
このしびれなどの神経症状が改善するまでにおよそ半年はかかると思います。
これは治療頻度と治療内容によって期間は大きく変化するので断言はできません。
あくまで状態をみて必要な治療と処置をすべて行ったというのが前提ではありますが、目安としてまずは半年間はしっかりと治療をすることをおススメします。可能であれば一年間かけて治療を行い、同様の症状が出ないようにする事をおススメします。
何事も継続する事が一番大切になりますので、なかなか症状が変化しないと言ってもあきらめずにしっかりと治療をしていくようにしましょう。 -
施術頻度はどのくらいか
通院を開始して最初の3週間は可能であれば毎日通院することをおススメさせて頂きます。最初の3週間前後は症状も改善しやすい時期でもありますし、この期間しっかりと治療をすることでのちのちかかってくる期間も大きく違ってきます。
初期治療が完了したらその後のペースとしては最低でも週1回、欲を言えば週2回は通院することをおススメします。お仕事などもお忙しいと思いますので、治療に来るという事をスケジュールに組み込んでいただくのが一番良いと思います。